9月読んだ本
- [ノンフィクション] ダークウェブ・アンダーグラウンド
- [小説] 家族八景
- [漫画] 海が走るエンドロール
- [小説] 神様のパズル
- [小説] 本日は、お日柄もよく
- [小説] 火のないところに煙は
- [漫画] 黄泉のツガイ
- [漫画] メイドインアビス
- [小説] 星々の舟
- [小説] 花まんま
ダークウェブ・アンダーグラウンド / 木澤佐登志
家族八景 / 筒井康隆
神様のパズル / 機本伸司
話のテンポがよくない。全然話が進まない。キャラクターの魅力もあまりない。作者が物理に詳しいことだけは分かった。とはいえ登場人物のほとんどが物理に詳しくなくてもよいのでは?いくら物理学科とはいえ。
うーん、イマイチキャラクターが定まってないなあ。主人公に感情移入できない。中学時代とかなら割と楽しく読めたかな。
Amazonのレビューを見ると理系の研究談義にやたらと心惹かれている人が多い模様。自分はそこに刺さらなかったから楽しめなかったかな。ただ、これは作者の力量不足だけど続きの作品は面白い、ってレビューあるから気になる。
本日は、お日柄もよく / 原田マハ
火のないところに煙は / 芦沢央
読み終わったら間違いなく榊桔平でググりたくなる。
ジワジワ怖いジャパニーズホラーって感じで良かった。完成度高い。
星々の舟 / 村山由佳
花まんま / 朱川 湊人
第133回直木賞受賞作。
幸福と不幸を表裏一体のものとしてグロテスクに描いている。水彩で描いたホラーみたいな小説。
喪失を話の骨子にしている。描写も物語もよく面白かった。
感想
やっとメイドインアビスを読んだ。黄金郷の描写長くない?海が走るエンドロールは「始めるならいつからでも遅くない」という気持ちにさせてくれるいい漫画。1巻はとてもよかったけど2巻以降は1巻ほどのよさはなかった。
神様のパズルは辛そうに読んでるのが分かる感じのメモが残ってて少し笑った。
今月のザ・ベストはやはり家族八景。今月どころじゃなくて10年前に読んだ時も面白かったけど。